WindowsMeインストール概略 in 2023

はじめに

この記事は NITMic Advent Calendar 2023 - Adventar 12日目の記事です。

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私の所属する団体では、今年も部誌を発刊致しました。 その中の私の記事「【令和最新版】WindowsMeで大学生活」では、内容の多さ故にWindowsMeのインストール方法をまるごとカットすることと相成りました。

今回は、カットした部分に補足を咥えながら書いていきます。

おい

補足を咥えるな

まて

犬よ

走り去るでない

===以下、私の記事の初期版から引用・補足

WindowsMeのインストール方法について簡単に解説

現在のWindowsのインストールはあまりにも簡単すぎる。雑に「次へ」を押しているだけで問題なくインストールが完了する。

詳しく解説すると本題から大きく逸れるので、雰囲気だけでも現代の若者に知ってもらえるように書かせて頂く。 詳しく知りたい読者の方は自分で調べて欲しい。25年前なら誰もが知っていた知識である。

Windows95~Meでは、OSのインストールに「起動ディスク」1というフロッピーディスクが必要である。 インストール時の最初の画面 - 起動ディスクを刺した状態でパソコンを起動すると、黒背景に白文字の画面が現れる。インストール用のMS-DOS環境である。 - キーボードを選択した後、fdiskコマンドでインストール用の領域を作成し、formatコマンドで領域をフォーマットする。

fdisk
  • fdiskコマンドを使うと、大容量ディスクのサポートをするか訊かれる。WindowsMeでは問題なく大容量ディスクを扱えるので、「Y」を入力し先へ進む。
  • MS-DOS領域または論理MS-DOSドライブを作成
  • 基本MS-DOS領域を作成。
  • サイズはお好み。OS自体がそもそも1GBもないので、8GBとかでも余裕で足りる。
format c:
  • 領域作成後、パソコンを再起動してからこのコマンドを入力する。

  • cdコマンドでディスクドライブ(だいたいE:)に移動し、SETUPコマンドでセットアップを開始する。

e:
setup /im /is /ie
  • /imでメモリチェックをスキップ
  • /isでHDDのチェックをスキップ
  • /ieで起動ディスクの作成をスキップ

インストーラの起動

  • ここでやっとマウスが使えるようになる。ここからはプロダクトキーを入力し、画面の指示通り進めていくだけだ。

  • インストールが終わったら、次は各種デバイスのドライバ2を入れていく。

    • このパソコンはXP最初期のものなので、Meに対応したドライバが存在する。一つずつインストールしよう。
    • また今回は、PCカード用のドライバもインストールした。これがなかなか苦戦した。特にLANドライバなどは、起動する度にインストールしなおさなければならない謎の状況に陥った。

=== 引用部分は以上

WindowsMeが動くパソコンを持っていない若者たちへ

とりあえず仮想環境で使用できるようにすべき。仮想マシン用途でWindowsMeは重宝される傾向にある。一番機能レベルが高いからである。

私はVirtualBoxを普段使っているが、他の各種仮想マシンソフトウェアでもFDDとCDドライブが実装されていれば理論上使用可能である。

起動ディスクっがない場合は、まあ…ネットに起動ディスクのイメージが転がっているのでそれを使うといいと思います。

VirtualBoxoの場合

おわりに

読みにくいからまた書くわ


  1. 起動ディスクはOSのパッケージに付属しているが、95~Meまでの環境があれば自分で作成できる。また、Meの起動ディスクで95をインストール、というように違うバージョンの起動ディスクを使い回すことも可能である。但し、Win95初期版の起動ディスクはCD-ROMを読み込めないため注意。
  2. デバイスドライバとは、OSがデバイスの使い方を知るための説明書と思えば良い。